毎日暑い日が続いていますね🌞
当院も朝や夕方など涼しい時間にいらっしゃる
患者様が多くなってきました。
患者様の変化からも「夏だな~」と感じます😊😊

この時期は室内と外の気温差や
エアコンのつけっぱなしなどから
体調を崩される方が多いですが
そんな中でも特に気を付けたいのが
「夜間熱中症」です⚠
熱中症といえば日中に起こるイメージが強いかと思いますが
夏の熱中症の約40%が夜間に発症しているんです😲
夜間熱中症はなぜ起こるのか?
1⃣水分不足
夜間はトイレで目覚めるのが煩わしいからと
水分の摂取を控えている方が多いです。
水分不足は自覚症状のない「かくれ脱水」を引き起こし
睡眠時であれば意識レベルも低いために
異常に気付かずそのまま亡くなってしまうこともあります。
2⃣気温の変化
昼間の日差しによって壁や天井などに
蓄積された熱が徐々に伝わり
夜間でも部屋の温度が下がらないことが原因。
昔と比べて昼間だけでなく夜間の温度も上がっています。
夜間熱中症の対策は?
1⃣睡眠の質をあげる
人は眠っている間必ず汗をかきます。
睡眠時に汗をかくことで身体から熱を逃がし
体温を下げ、質の良い睡眠を促しています。
水分不足だと汗をかくことができず
睡眠の質が低下してしまいます。
また就寝時に体温が大きく下がるまでに
約90分かかります。
このことから効率よく体温を下げるために
寝る90分前に入浴を、
汗をかくために一緒に水分補給を行いましょう🙆
尿意を感じないくらい深く眠れる状態がベストです👌
ちなみにカフェインが多いもの(コーヒーや緑茶)
カリウムの多いもの(トマトジュースや牛乳)は
トイレが近くなるのでなるべく避けましょう。
2⃣自分が熱中症になりやすいかを知る
✔汗をかきづらい
熱がこもりやすいため
✔筋肉量が少ない
体内の水分を貯めるのに筋肉の細胞を多く使うため
✔太っている
皮下脂肪が多いと体内の熱が外に逃がしにくいため
✔お酒をよく飲む
アルコール成分が脱水になりやすいため
✔乳幼児やご高齢の方
温度調整機能が未発達、衰えているため
✔糖尿病や腎疾患や心臓疾患のある方
循環器の働きが弱いため
✔日頃から鼻呼吸をしていない
鼻から冷気を吸うことで脳の温度を下げるため
これらに当てはまる方は熱に弱い傾向があります。
体調が悪いことに気づいてから
助けを呼ぼうにも声が出せない、
枕元に水を置いてもコップすら持てない
といった症状もあります。
熱中症になってからでは遅いです!
予防が大切ですから
しっかりと対策をしましょう😱